テニスボール用フェルトの研究開発

初の国産テニスボール用フェルト製造

開発開始当時、テニスボール用フェルト製造には相当の設備投資が必要でした。しかしわたしたちが開発に踏み切った背景には、日本のメーカーがテニスボール製造を開始し国産のフェルト製造が望まれたからです。 
社内製造にて品質が確保され、安定した生産が可能となるまでに17年間という年月を要したその道のりは、試行錯誤の連続であり、それまでのわたしたちの技術・経験を集結させた一大プロジェクトとなりました。 

わたしたちのテニスボール用フェルトの特徴は、特殊ナイロンを使用していることです。特殊ナイロンを使用すると“摩耗に強い”という利点がありますが、製造の際には品質の安定を確保することが難くなり、それをクリアするために高い技術を必要としました。しかし完成後は、他の海外メーカー製品より摩耗性に優れてた製品となり、その優位性が認められ、わたしたちの製品を使用したボールはフランスのバボラー(砂コート)で採用されることになりました。また、国内においては、学校用に広く使用されるようになりました。

1973年テニスボール(メルトン)用フェルトの研究・試作開始
1974年完全内製化にて試作開始
1990年テニスボール(メルトン)用フェルトの完成
※試作から完成まで17年の取組
2001年テニスボール(メルトン)用フェルト本格生産開始
テニスボール用フェルトの研究開発の道のり